2014年04月20日

『桂雀々独演会 春の陣』へ、師匠と弟子の戻り井戸。

昨日は、桂枝雀没後15年の命日にあたる日とのことで、夜は桂雀々独演会へ。(国立演芸場)。

桂雀々春の陣
ゲストの柳家権太楼師匠が、上方落語で大人気だった枝雀師匠の関西オンエアのビデオやテープを取り寄せて聞いていたことなどのトークショーで始まった。そして『幽霊の辻』(ゆうれんのつじ)、マクラなしでスッと夕闇迫る山深い里へ入る。配達を頼まれた村までの道順を、茶店の老婆に尋ねると、水子池だの娘が首吊った松だのぽっくり死んでしまう本堂など、怖ろしいたたりのある道しるべしか教えない・・・。ゾゾッ。。面白かった〜わーい(嬉しい顔)

雀々師匠『宿替え』。よく知られた古典でも、持ち味のにぎやかしい(笑)ワイワイした引っ越し騒ぎで嬉しくなってくる。いやこのうるっさい、アホーな隣人が来た日にゃ(爆笑)。
枝雀師匠とのすき焼きの、脂身の想い出からなにからで大笑い。グッド(上向き矢印)

中入りの後に、枝雀作『戻り井戸』。古典の味わい。マクラは、独演会の打ち上げは気楽でええ感じやけど、一門会の打ち上げともなると気ィつかわんならんから大変でっせ、と米朝一門での酒飲み風景(笑)。
そして、気が付けば深酒が過ぎて、田舎の野っぱらの井戸に落ちてしまっている男が目覚める。田舎の家に助けられ恐縮しつつ地酒を頂く。五臓六腑に染み渡る美味しさに口は軽くなりつい杯を重ね・・・がく〜(落胆した顔)。酒飲みの業を笑い倒してなおシュールってところに、雀々師匠の陽気な持ち味がゆき渡り、師匠と弟子の、戻り井戸の一夜だったんだなあと、今になってじんわりくる。

仰山の笑いが、むこうの師匠にも届いたことだろう。やや欠け月

春の陣 国立演芸場


posted by プチ・ニコラにボンジュール at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 寄席 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月16日

春は馬車に乗って

庭が無い生活なので、庭の花を手折るという風情ある生活とは縁遠い。
また、身近に花々が豊かだった頃には、そういうことに興味が無かった。

フリージア

今日の午後は姉弟子さんのお宅に伺い、お庭で御主人様が育てられたフリージアを頂いた。

そのブーケの甘く強い春の香りを持って、急ぐともなく歩いていると、高校時代に、(今でいえばリケジョの)同級生に「横光利一の『春は馬車に乗って』は全文を暗記しているくらいに好き!!」と言われ、文系女子なのにソレ知らなかった私は慌てて、その短編を読んだなあ、と思った。それはスイートピーで、「この花は馬車に乗って、海の岸を真っ先きに春を捲き捲きやって来たのさ」、そこだけしか暗記できなかったけどね。パセリ
やはりお庭のパセリを頂戴し、早速夕食に使わせて頂く。シソのリキュールも頂いたしバー、甘夏果汁漬けのいりこも御味見させて頂いた。・・・良き主婦ってこんな感じの、手作りのホンワカさでの家庭経営なのかなあ。私ってなに?? 「この怠惰はかぼちゃに乗って、細やかな愛情は真っ先に道に捨て捨て生きてきたのさ」・・・?!




posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

あの懐かしのアンたちよ、少女向け小説。

村岡花子さんをモデルにした朝ドラがスタートしたそうで、数回見たが。。。
村岡花子、と聞いただけで、子供部屋の本棚の臙脂色の布の背表紙が浮かぶ世代である。

『赤毛のアン』は、何度読んだことだろう。お喋りで夢想家の(それは厳しい境遇を耐え忍ぶ為のロマンチシズム武装でもあるのだが)アンが、気難しい里親となるマリラや頑固なマシューの心を解き、ダイアナという親友を得て、恋が予感される友人!とも出会う、美しいグリーンゲイブルス周辺の自然を歩む少女期、そして青春の幕開け。憧れの、人生のパイオニアとしてのアンであり、作品のどこかには必ず全ての少女が自己投影できるエピソードを溶け込ませている、優れた作品である。アンのシリーズは全部読んだがやはり、最初の、アン・オブ・グリンゲイブルスに勝る作はない。

ウェブスターの『あしながおじさん』『続 あしながおじさん』も超絶面白かったな〜。孤児院の辛い経験を乗り越えて、知性を貯えレディとなるジルーシャと大親友の闊達さ。ハートたち(複数ハート)

『少女ポリアンナ(パレアナ)』『若草物語』『八人のいとこ』『美しいポリー(昔気質の一少女)』などなど、どっぷり浸りきった世界。そう、少女はいつもキリッと、我儘を超えてフレキシブルに、襲い来る難問を乗り越える勇気を持ち、因習をものともせずに凛としていた。そうして、他者に優しくすることが、結局は一番たいせつなんだと、教えてくれた。挿絵も。

今の、少女たちは、何を読んでいるんだろう。ぜひ、昔ながらの物語にも夢中になってもらいたい。
だって、年取っても蘇るんですよ、ピンクではなく茶のシルクのパフスリーブが似合ったアンの上気した顔や、蕾の薔薇の花束を受け取ったジューディの感激と寂しさが。
そうして、やがて艱難多い大人への道の途上で、それらの場面が語ってくれるものがあるんです。プレゼント
やがて歩む人生の為の、色濃いジェリーの粒々です。
posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月11日

桜の帯、二題。(その二)

エイプリルフールにアップしたのは、桜の帯二題のうちの私の帯のみ(それなら普通一題だろうって話)。

遅くなりましたが、Yちゃんのその日の桜帯の画像を受信したので続編。お母様譲りの紅型の桜柄の帯。紅型染の作家さんとお知り合いだった由。
Yちゃん桜帯

淡い藤鼠系の江戸小紋にピッタリの、春宵のかぐわしさだった。藤も垂れているからまだ絞められそう。
Yちゃん桜帯2

さて、私と着物部(平松昭子さんの『着物事件簿』にインスパイアされた)Yちゃんはべつに、いつも着物でつるんで歩いているわけではない。てか、そんな事は年に何回かである。だから、例えばYちゃんからお稽古の後に、こんなの着ました、とかメールを頂いたりする。所謂きものブロガーさん達のような、協力的撮影陣の家庭内配置がない我々は、身をよじって姿見に写して撮ったりして四苦八苦して送信し合うけなげさである。それをじっくり見て、お稽古風景を妄想などする。
__ 1 (11).jpg

そして、その帯はなあに??とか言って、お母様譲りの染め帯だと教えて貰う。__ 2 (11).jpg__ (81).jpg

紬と言うけど、なんかやたらキレイな紬なので質問する。それは、お母様が紬の白生地を選んで紅型で染めてもらい、色をところどころに挿した御誂えの訪問着的な紬と伺い、うっとり〜。可愛い贅沢なお着物。
__ (82).jpg

こんなやり取りで、なんだか殺伐としていた気持ちもじんわり美に浸されるような・・・私はユニクロな普段着で雑事に振り回されている最中であっても、瞬間どこか優雅な気持になれる、着物部通信たった二人部です。




posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 正調・着物道邪道編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月10日

キュリー夫人伝記への郷愁、小保方さん会見のあとで。

昨日の小保方さん会見は、途中途切れたが大体見ることができたし、少しtweetもできた。
こんな事の大騒ぎの陰でTPP問題など大きな国策の報道が薄れる、という意見もあるが、私としてはこの問題(騒ぎ)も我が国の今を学ぶ恰好のテキストである、と思った。

まず、世俗的な興味関心対象としての小保方さんは、清楚なドット地模様の濃紺系ワンピースと同系色のストッキングと靴に、アクセサリはパールの一連ネックレスのみ、という可憐な出で立ちで登場した。メイクも薄めでありながらポイントはしっかり、という反感を買わない範囲内に抑えていた。ところで、こんなさなかにキレイに巻き髪にしていた、という点に驚きがあったりするようだが、私も落ち込んでいても朝はホットカーラーはするし美容院でもカーラー仕上げをしてくれるので、それは習慣性に拠る部分が大きいのではないか。さて異様なまでのフラッシュ攻勢(目に悪いと思う)にも耐えながら、ストレスでほっそりした嫋々とした感じながら涙をこらえ、未熟な為に各方面に御迷惑をかけたとお詫びしお辞儀を深々とした。研究が人々の為にいつか役立つように日々頑張って来たことを、か細い可愛い声で語られると、母親のような姉のような気持になってシンパシーを覚え私も涙ぐみそうになった。

次に、高額の弁護料になると思われる弁護団が強調したい点は、理研が『捏造』や『改ざん』と発表した部分の、その文言が適正ではない、ということに尽きるのである。全く有り得ない画像を、捏造の意志を持って作出したのではないからその文言で形容されている調査結果を撤回しろ、ということである。再調査は内部だけではなく、外部の法律家の判断に委ねよと求めている。ポイントとしては、STAP細胞の実在を確認し弁護している科学的団体ではない、ということ。名誉棄損の事例と同じような論法。

そして質疑応答に入った小保方さんは落ち着いていて、堂々と主張を展開できた。(クレーム処理の部門で有用な人材かもしれない。)ただ、質問が玉石混淆というか砂利石ばかりで、切り口のいい記者が少ない。大新聞系・有名雑誌社より、フリージャーナリストと特に後半の2名の女性(医療ジャーナリストとサイエンスライターと言っていた)はシャープな質問をし、『インデペンデントでも再現実験に成功した人は一名いる』との答えを引き出したりした。(この人たちは割烹着やピンクの壁質問に苛々しながら当ててもらえることを待ったことだろう=同性の涙目には何の影響も受けない冷静な女性記者を当てたのは弁護団にとって失敗。)
他に4冊はあるという実験ノートはどこにあるんですか?⇔いろんな実験室を転々としたのでどこかにはある。2冊の実験ノートの実験の明確な部分を指し示して調査委に渡さなかったのか?⇔ただ持って行かれるという感じだったから。など、徐々に論旨に破綻が見えてきて、視聴者の同情の涙が一挙に乾くような最後半部であったが、もう誰も見ていない時間かな(笑)とも感じる。

そうして一夜明け、小保方さんを苛めて可哀想、彼女をユニットリーダーにした理研が悪い、という論調で概ね世間話は成立している。「なかなか頑張ってしっかり言ってたね」と言う人も(私の周辺だけですが)。これもまた、実にこの国的な、ある種優しさというか思考停止を感じさせる流れではある。

ところで結局、科学的には何ら実証の方向に歩んでいない(文系弁護士は、そこは避けるしかない)。これが民間会社とかドクター中松的自費発表なら構わないが、国費が投じられる研究機関での劇場的現象となっていることが由々しい。海外ではどう受け止められるのか、不安な事となった。科学論文が捏造と断じられ誤解を受けたなら、そうではない科学的データを再提出して汚名を晴らせば良いわけだ。ガリレオの『それでも地球は回っている』と言ったことと相似させて、信じてあげましょう、と言う向きもあるようだが、17世紀の宗教裁判に於いて聖書的事実が科学的事実としても絶対だった時代に地動説の証明をすぐさますることはでき得なかった。しかし今回は、高度な研究設備を与えられPCに豊富なデータを保存している現代の最先端に於いての研究成果の再提出、ただそれだけ、が求められている事の全てである。
私もいつも、いろんな周辺雑事に興味が湧き、核心を理性的に捉える視座に欠けがちだが、その一点を見失わない意識を持って暮らしていきたい。

・・・そうですね、、私だって、信じたいです。女性科学者の頑張った研究の結実であれば尚更のこと。
そこで夜中に思い出したのが、子供の頃感動した、キュリー夫人の伝記である。化学を女子が学べない時代にあっての学究、研究費用捻出の為の壮絶な貧しさと労働、まさに命がけの実験の日々。名誉を得てからの誤解や差別など、これでもかと襲い来る不運に向かってなお清々しいマリーの、その一心な科学への傾倒が幼な心に響いた伝記を。








posted by プチ・ニコラにボンジュール at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月09日

観桜同期会、同期の桜シャンパン。

日曜日は、会社時代(当時のOLという部門)の同期会だった。今、お母様の骨折で一番忙しい仲間が幹事をしてくれた。我々は実に長い付き合いであって、新卒の初々しい(?)頃からだからもう一人一人が(長すぎる)ドラマの主役なわけ(笑)。全員に様々な悲喜劇が起こり、それを語ったり聞いたりしていても時間は足りず、すぐ終わってしまう感あり。しかし、なんかこうコント風にならざるを得ない可笑しな特徴が、この同期にはあって笑い疲れるのが常。語り部が多いんだな、語りが巧い。わーい(嬉しい顔)

観桜会ということで、高輪プリンスのさくらタワーにて。品川プリンスに行き迷っていた(高輪プリンスと読んでも、品川駅とその後に読むと脳内変化が起こるわけ)ら、やはり分かんなくなっていたMちゃんと遭遇できて、遠回りしまくって到着。ふらふら。久しぶりの同期乾杯であった。同期の桜である。さくらタワー

しかし『桜って土日とか考慮して咲かないもんね』というN幹事の名言どおり、桜は終わりに近く葉越しに仰ぐ曇天であった。。。てか、桜あんまし関係ないよねこういう集まりって。観てるような観てないような。

観桜同期会
一応、庭園内を横切って写真など写し、ラウンジで『コーヒー高い目桜ワインの方が安い』という主婦目線的なアルコール嗜好に陥り、桜ワイン(発泡・スッキリ系)で、〆の乾杯。Dちゃんの御主人が四国転勤中で、皆で四国旅行をしないかとも計画。四国が今年は騒々しくなりそうで申し訳ありませんが。
まあ、みんな、大騒ぎありつつも良く生きております。

今日なんかもう、我が家周辺も葉桜。葉桜の美は、夏が来る希望が透かしみえる緑。太宰の『葉桜と魔笛』というのはいい作品だった気がする。子供のお友達のお父さんから頂いた太宰全集は、リフォームの時に図書館にあげちゃったから確かめられないが。その辺でやめときゃ良かったんだよ、女の口語や文体に乗って書くことへの酔いは、と感じた記憶。。。記憶違いかな。






posted by プチ・ニコラにボンジュール at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画に美術に物見遊山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

谷崎潤一郎『鍵』の初版を眺めたり、お酒飲んだり。

実家に行って来た。両親が亡くなり普段は無人の実家の、裏口の戸を開ける時はいつも、ドキドキする。
幽霊とか、なんかの感傷ではなく、冬の間に給湯器が壊れていたりしたことがあったからという現実的ドキドキ。今回は親類と一緒だったので、ダーッと開けて、ガーッとお喋り。

母の命日が近いので墓参したり、連日お酒飲みに行ったり、シンデレラリバティオブザシングルライフに(ってそんな言葉ないけど)浸った。

それから、本棚でアレコレ探し、昔の本を鑑賞など。読むんじゃないの、本そのものを見るの。面白いのよ〜、戦前・戦争直後の本は物資の不足からか簡素、活字なんか超絶細かい、紙を無駄にしていない。
1950年代後半から、凝った造りが増えている気がする。そして現代に近づくと、キレイだけどスベスベっとした質感で素っ気ない。もうね昔のは例えば、幸田文なら、幸田文ってのが立ち上がってくる装丁なわけ。

そしてコレは↓、谷崎の『鍵』の初版。この、棟方志功のタッチの強さよ。もう、ズバリなこの雰囲気。
こういうのは作品以上の独立文学作品(よく意味つうじないけど)となる装丁、ではないかしら。

鍵
右側は箱。昔は函入りの本が多かった。アンデルセン作品なんかでも、本を横に持ち、ウンショウンショと上下に振りながら本を出したりした子供達。


posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

桜の帯、二題。

先日の青山能の前の、Yちゃんとのイベントが桜の帯でお茶だった。って、偶然だけど(笑)。

Yちゃんはいつもお茶のお稽古が青山界隈であり、それが平日で、私はそのいろんな組み合わせや結髪修行をわーい(嬉しい顔)、メールや電話で知るのみでお会いはできない。いつも見たくてウズウズ。それがやっと偶々時間が合い、着物部会弥生開催となった。美味しいチョコレートのお店でグッド(上向き矢印)お能に御一緒するかもだったYちゃんは行けなくなったけれど。二人とも桜の帯で、やっぱりね〜っハートたち(複数ハート)。桜の柄は、桜がほころびかけたぐらいまでが出番。野暮を嫌う日本らしい意地っ張りでもあるかな。ちょうど、咲きかけの桜で、明日は開いてしまいそうだったから滑り込みセーフ。

桜の帯
お店では撮れらなかったので、後で撮ったお太鼓柄。以前にもアップした、千切屋治兵衛さんの永平寺天井画のシリーズ(青梅白木屋さんの今日の一点から)の桜。2年振り。去年の今頃は着物を着る時間なんてぜ〜んぜん無かったもん。

青山能のよる『屋島』を観て来て夢うつつの夜に、撮って貰った。
江戸小紋角通し七カマどり。Yちゃんも江戸小紋という偶然だった。

ところで二題って言ったら、普通もう一枚帯が出てくるわけだが、それはYちゃんの紅型の桜帯。・・・のお写真送信してくださいと頼んでいるのに、Yちゃんお忙しく未だ届かず。私は、これから忙しいので、取り敢えず一種のアップで、続く・・・コンティニュエ〜。
宮尾登美子の本には、よく、生家の昔の水商売では花柄の着物は身につけず、とあるが、私も水商売ではないですが花柄の着物はあまり好きではありません。でも、帯なら、いいと思う。





posted by プチ・ニコラにボンジュール at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 正調・着物道邪道編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

勘三郎煎餅を頂く、ブロガー日和。

松井今朝子さんのオフ会では、ビールやワインでテーブルの方々と歓談して、先生がお話を始める前に既に頬紅く盛り上がってしまった。会場全体が、松井作品を共有している空間であるから、気負いが要らない。

ふと、そこにスレンダーな白いお洋服の方がいらして「『プチ・ニコラにボ〜』さんではありませんか?」と御声掛け下さる。私は、本名は決してプチ田二コラボ子とかではないんだが、認識して下さった。目もしかして、2011年の松井今朝子さんの会の直後に、おそらく私であろうという人物(笑)のそばにお座りになっていらした、とコメントを下さったFさまでは?と思う。わーい(嬉しい顔)それっきりの失礼になってしまったが、またお会いできるとは!!嬉しいです。そして、お土産まで頂く、「松井さんと同じもので・・・」とおっしゃるのでアガッってしまう。そんな〜ワタクシごときに〜と照れてしまう、が、しっかり頂くのだった(笑)。勘三郎せんべい
先ほど頂く、お焦げがあって美味しい〜。関容子さんの『おもちゃの三味線』の勘三郎を再読したくなる、実家で探そう。Fさま、ごちそうさまでした。拙ブログを読まれたことで、京都のカクマさんまでお嬢様と行かれお母様の丸帯を直されたとか、グッド(上向き矢印)。そうしてその帯はお嬢様がお振袖でなさったそうで嬉しい〜。auからシーサーに引っ越して使い慣れないし、もうツイートだけでブログやめようかな〜と思った矢先の楽しいお話でした。
そっかー、オフ会やれば皆さんにお会いできるのか。どうしようイケメンが沢山と贈り物沢山になったら・・・・な、わけないっつうの。Yちゃんと二人きりだわ。(笑)それっていつもの着物部例会だから意味ない〜っ。喫茶店

posted by プチ・ニコラにボンジュール at 13:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

松井今朝子さんオフ会へ。

昨日は、松井今朝子さんのオフ会へ。

師父の伝言
拠って、昨日落款(素敵)入りサインをして頂いたこちらを、本日から読みます。師であるあの武智鉄二と、松井さんの初めての自伝的叙述のある、ファンには待望の新刊(Web連載であったもの)。

先生は、相変わらずお肌がゆで卵みたいにツルツルでお雛様みたい、乗馬で鍛えた身体でずっと立ちっぱなしで各テーブルを回られ、質問コーナーでも面白いお話を快活に展開された。作品や歌舞伎などの質問の続く中では、私は質問を控え、雑談されている時に「そのツルツルお肌のお手入れ法は?」と使っている基礎化粧品までインタヴューしてしまい、笑って答えて下さった。

松井今朝子ケーキ
とても、そうは見えないのだが、還暦!ということで御出席できない気仙沼!の愛読者の方からケーキが届けられていた。松井さんが大好きな亀のデコレーションで、すごく愉快。じゃんけんで勝ち抜いた8名の方で召し上がる。(私もMちゃんもすぐ負け。)

松井今朝子さんといえば、祇園の老舗『川上』が御実家。御父上が高齢になられ御店主は替られている。な、なんとその高級店から現御店主と助手の方が会場までいらっしゃり、祇園『川上』鯛の御造りを、参加者全員に振る舞って下さった。最高の天然鯛を、川上の(電気ではなく氷の)冷蔵庫で1日置いて頭の後ろにピアノ線を通し血抜きする、という手の込んだ調理を少し説明して下さり大拍手。大感激。川上御店主

些少の会費でありながら、今まで食したことのない超絶旨さを頂く幸運に、皆感動しつつ恐縮。鰆もあり、今まで食べていたお刺身ってなんだったのか・・・と思う食感であった。
しかし、こういう全ての事柄の融合の先に、松井文学があるんだなと確認。
帰り際には、よくブログに登場される妹さんが、出口にいらしたので御挨拶。素敵なコートドレスをシックに着こなされ(やはりお肌ツルツルお雛様系)、可愛らしい方だった。しかし、松井家御母上は子育てが嫌い子供嫌いの御令嬢だったみたいだが、何ゆえ、このような感じのいい御姉妹がお育ちなのか・・・。
『かなり個性的な、お母様のお話、書いて頂きたい』と申し上げたら『ええ、それ○○社からオファー来てます』との由。楽しみ〜。実は新聞小説も始まるそうです。乞うご期待です。いずれブログにて発表あるはず。
http://kesako.jp/

さて、私は、個人的に嬉しいこと(この拙ブログの読者という方が、同じく会に出席されていて頂きものわーい(嬉しい顔)をしてしまい、嬉し恥ずかし体験・はまた後述)。プレゼント





posted by プチ・ニコラにボンジュール at 12:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

ウキウキお能見物、銕仙会青山能。

一昨日は青山能であった。今回の能楽妄想ナイト(@6次元)には行けなかったが、谷本健吾さんの『屋島』にはどうしても行きたかった。ぢゃ『屋島』って知ってるわけ?初心者でってハナシだが、そりゃ見たこともありませんです。でも、どうしてだか、ヒジョーに行きたかった。それだのに、その日は仕事がらみで絶対、どう急いでも、45分は遅刻する勘定で、狂言は拝見できないし『屋島』も最初はムリで、凹んでいたわけだ。が、奇跡的に予定が変更になり、最初っから伺えることになったお能運(?)の良さである。ウキウキの春宵。グッド(上向き矢印)
青山能3月

青山の銕仙会能楽研修所は、私は初めてであった。また間違えるんではないかと不安。また、というのは五耀会の『日本舞踊への誘い』の時に、会場の花柳寿楽さんの御稽古場を通りすぎて、隣のビルのドアをギシギシ開けようと暗闇で馬鹿力を出したことなどをふらふら思い出す。今回は無事着。大きな能楽堂とは違って御舞台が近く、床しい空間。能妄ナイトで進行をされている桜子さんにお会いし、いろいろお話。御一緒に一番前で拝見させて頂く。最初の、仕舞『遊行柳』清水寛二さん、が始まった途端、やや、なんて贅沢な一夜が始まったんだろうとワクワクする。程よい狭さのある場で、素晴らしい地謡が響くきわたるこの空間に浸っている!という感激。
『山姥』(鵜沢光)、凛として強く、しかしその四季の巡りの厳しさに思わず我が亡母達が経た幾星霜を重ねてジンとくる。とにかく音が近く、ハッキリ聞き取れるので初心者には嬉しい。
狂言『蟹山伏』(義竹富太郎・義竹十郎・善竹大二郎)蟹の精が可笑しい。まことちゃんみたいな指をして、横歩き。狂言の溌剌たる声は、普段ボソボソ喋る現代人として暮らしていると、気持ちがスッキリしてくる。人の笑いは600年以上同じかと思うと、人が愛しくなる。

『屋島』 深く堪能。前段の老漁夫は、田舎の海の家かなんかで、かき氷なんか出してくれるような皴深いウッスラと笑った爺さまである(面がね)。それが、ふと気品をおびて見えたり(だって義経の幽霊)、まことに面を使うこの芸術の面白さを味わう。しかも屋島の浜辺なんてのが、歌舞伎みたいに大道具であるわけでもないのに、徐々に汐の香がしてくる心地。ビギナーなので、この空想の共有自体にも感動するわけ。
笛の音と小鼓・大鼓の共鳴が、とにかく好きだわ。ぴゅ〜えッ雷と来るとゾクッとくる。笛(栗林祐輔)良かった〜。小鼓(森澤勇司)大鼓(佃良太郎)。ぴかぴか(新しい)
後段・義経の霊現れ、御衣裳が美しすぎぴかぴか(新しい)一級美術が眼前で動いてくれる眼福。谷本さんの御声が強く沁みてくる・・・・・。だけど言葉では全然語れないなあ、お能って。アレは春宵の夢だったんだな、と思う。最後は自分も息が止まって一緒に魂が去ってゆくような高揚があったが。修羅の春が舞って、夢と消えた。
素晴らしかった。
この一夜に、惹かれていたんだな、と思う。出会いたかったんだ、きっと。
なんらかの内的な必然を感じる、という芸能鑑賞も興深い体験の始まりである。
お能を観たあとって夢を見たあとに似ている。

以前、イル・ディーヴォの第一声にクラっときたが、地謡の第一声(というのか?)には至極クラーッと来るなあ。物語世界が突然自分の中に立ち上がる。お楽しみはこれからっ!









posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | お能・御狂言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

増税前にとあおられて、私が買ったもの。

政策として増税自体が受け入れられない上に、『増税前のお買い置きは大丈夫ですか?』商法に煽られないように、平常心で過ごす・・・つもりが、完全に穴に嵌っております。

まず、姑が今年88歳で米寿になるんだけど(ってだいぶ先)、彼女が今使っているパソコンが不調で全然ダメ、プレゼントはiPadにしようと話し合っていたが、いろいろ考えレノボに。ついては姑宅を無線LANの環境にせねばならずルーターも。ってことで増税前よねモードに入り早々購入。(いずれ値下がりすることを考えれば、意味なかったかもしれないが。)プレゼントお誕生日に渡すどころかもう、ガンガン使用中。

次に、ワタクシの喪服、というか不祝儀のお洋服。言い換えても同じか。とにかくこの冬も不祝儀が多かったし、御法事も多かった。そして本年も御法事が2件は有る。結婚する前に母が買ってくれたのは、ハイウエストの切り替えが若い子っぽくて捨てた(しかし、良いモノだったので捨てなくてもよかったと後悔している)。その後買ったのは、真冬で寒いからとパンツスーツスタイル、或いは慌てて買ったジャケットスーツ(このインナーのデザインと質感に、なかなか困る)。後は黒い普通の服で間に合わせ。しかし、この歳で、こりゃちょっといかんなあ、と思う。親族のオバサマ方を観察して、思う。やはり、ワタクシもしっかりした一生(だってもう一生使います)ものを買おうと思っていた。ブラックフォーマルの良いのはセールが無い、。そうだ、こういうものは、増税前に買うしかない、ということで、伊勢丹でアレコレ試着して疲れ果て、購入。カバン

それから、セールが無いものとしては、基礎化粧品を多めにね。あ、それとファンデーションと下地クリーム。だって毎日使うんだし、と購入。なんか、殆ど自分のものだわ(笑)。でも、日用品や家電はいずれ、増税分値引きセールとかやりだすでしょ。って増税前エゴイスティーク。そして増税前貧乏もうやだ〜(悲しい顔)




posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お洒落・美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

カトリック修道女がポップスターに、イタリアの一夜。


http://www.youtube.com/watch?v=fliM_VVCCR8&feature=player_detailpage
今朝のこのニュースは、私にとっては一番ウケた(笑)。イタリアのオーディション番組に出演したウルスラ修道会のシスターのクリスティーナ・スクッチャさんが『No One』を見事に歌い上げ、審査員が仰天する様子を早速観たるんるん。↑
その服装の、ホント質素なベタ靴といいアッサリした修道服といい化粧などしない簡素さといい、個人的に懐かしい雰囲気の修道女なので、笑った。応援に来ている他のシスター達の感激ぶりにも。
さっきまで御聖堂で跪いていたような雰囲気の人が、TVスタジオでノリノリで歌っているのは、驚きであり楽しい。カトリック国のイタリアでのウケ方を想像すると愉快になる。マンマミーア!を繰り返す審査員わーい(嬉しい顔)。首相が、笑っていいともに出たとかレベルを遥かに凌駕する強烈な意外性が、感動になっている。

学校時代は聖歌隊に入っていた身としては、カトリックという世界の音楽の奥深さには感嘆している。ポップスも遡ってゆけば教会音楽に行きつくものが多いと感じている。ポップなクリスティーナ修道女に御恵みの豊かならんことを!
posted by プチ・ニコラにボンジュール at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

赤福で眼福、そして想い出。

昨夜は夫が、赤福(御菓子)をお土産に頂いて来た。久しぶりで嬉しい。
赤福

添付のリーフレットは、一色能の『翁』の画、裏に解説文。一年に一度の一色神社の例大祭の日、奉納される『一色の翁舞』は450年間守り伝えられてきたことなど。しばし空想しながら、頂く。ティータイムが奥ゆかしくなった心地して。あ〜お能が観たいなあ。

『赤福』って知らないで育ったので、会社にお勤めしてから、同僚男性社員達が出張した際にお土産で買って来たのを頂いたのが出会い。餡があっさりしていて美味しいので、出張の出がけに「赤福買って来て下さいね〜わーい(嬉しい顔)」と頼んでいた。今にして思えば、お金払えよってハナシである。ホントに、若さのバカさ加減はすごいものがある。では、濃いお茶で頂いて、本日のバカさ加減も反省したりなど。家
posted by プチ・ニコラにボンジュール at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

どうにも紺にも、クローゼット。

春めいてきたわけで、先週慌てて洋服を点検した。それで自分でも呆れるが、持っている服は殆ど、紺・ブルー・白・それらのミックス、という単調カラーである。コートもね。
これだもん、コーディネートに悩まないはずである、だってどれあわせても同系色だし(笑)。これに、チョコレート茶と、黒(これは必要じゃないやっぱり)である。買い物も悩まないわけよ〜、予算は決まってるんだし、買うパターン一緒だもんね。買い物時間が短い女。しかし、少し脱却しなくては。お婆さんで紺色っていない気がするし、女学生婆ちゃんみたいのもねー考えちゃう。徐々に変えよう。でも好きなんだけど、ブルー系が。
紺ばっかり

アクセサリーも、これまた悩まない。だって全部パール系。一番使うのが後輩Kちゃんが作ってくれるコットンパール、重量無しでラクチン。パール

しかし、この超ワンパターンも変えていかなくちゃね。
日本映画通友達Rちゃんなんか、同級なのに、いつもキレ〜イなミモザサラダみたいな卵色とかが差し色で、ベースが濁りのない淡いグリーンなど。待ち合わせしていると、映画の中から出て来た人のようにす〜っと現れる。何でも、パーソナルカラーの(それもいっとき流行ったの簡単なのとは違う入念に長時間かける)カウンセリングで、似合う色を教えて貰ったとか。布地のサンプルもグラデーションで持っていて、お化粧も似合う色を使うし、全て参考にする。行きたいわあ。でも凄く高いから行ってません。。もうやだ〜(悲しい顔)





posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | お洒落・美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

生マリオカートを渋谷で見たり、DANKAIバンドのライブに行ったり。

相変わらずバタバタ暮らしております。昨日の夕方は渋谷駅から宮益坂方向へ歩いていたら目モータースポーツえ??な、何??ナマのマリオカート?え〜〜〜っexclamation&question、と見とれていたら写真撮れなくて、コレしかありませんが。突然に、赤いゴーカートの車列がダーッと楽しそうグッド(上向き矢印)に通り過ぎたんです。しかも写せなかったけれどマリオの恰好のも、なんか陽気に走って行ったんです(笑)。マリオのなんか実写版の撮影でもしてるの?って雰囲気。嬉しくなるようなノリで。

マリオカート?

それからライブハウスへ。三宅恵介さんが進行司会をされる『DANKAI MUSIC FES』るんるん
オジサマバンドをダラッと聞くのかなあ?と思って行ったら、何とクオリティが高くビックリ、もうノリノリで踊りながら鑑賞(笑)会場はギッシリのお客様。彼等は洋楽世代なんですね、どっぷり、今の子達の方が内向きかも。オヤジバンドだけではなく、昔のシュープリームスの映像みたいなオバサマ方のハモりもドレスも本格的でビックリ。あっと言う間の3時間。今年でもう7回目の開催とのこと。

三宅さんは、実は私達の結婚式の司会と演出をして下さった恩人。結婚式と言っても低予算の立食パーティで、御礼もしてないんだった(ふらふら)、失礼ばかりで。その頃はTV『オレたちひょうきん族』のディレクターで超有名でモテモテでした。今はすっかりお偉くなられまして。
御子息は日本舞踊家の花柳輔蔵さんとしてご活躍中(昨年の紅白の壇密の日舞を振付されたと伺う)。三宅さんの御父上の花柳啓之さんの御仕事の系譜がお孫さんによって継承されている形になっていて、お目出度いことです。鼓の西川啓光さん(石川さゆりの『天城越え』の鼓も担当されている)がいらしていて、三宅さんのお兄さま!。西川さんのアレンジによるコラボで民謡(これはプロの歌手の方が東京音頭と秋田音頭)と、なんとロックが凄く重奏的にヒートアップしていくクライマックスの曲が、刺激的で最高でした。バンド仲間がいる人生っていいなあ〜。

帰りがけになってしまったけれど、記念撮影。
三宅さんはピアノが巧いので、キーボード担当も。

posted by プチ・ニコラにボンジュール at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画に美術に物見遊山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

昔の男の着物が、日本中に眠り。

弥生も二日になっておりまする。はやっ。

さて一昨日は突然に夫が、「着物の半襦袢」がいるっていう話になり、うーん、そんなもんないわあ〜と思ったが。そういえば、4分の1世紀以上前の昔、転勤先に姑が男物の着物を一式送って寄越したのを思い出す。新しいものではなく、舅や、姑の兄が、そこからまた遡ること何十年も前に着たもの。袷の長襦袢は黄ばんでいたので処分した記憶・・・面白い柄だったような。浴衣の他に、袷と単衣、藍の絣で木綿の書生風の普段着もあったがそれは解いてもらってしまった。

男物大島
この大島のお対は一回だけ着て写真を実家に送った。その頃は着物になんか興味が無かったから忘れていたが、羽裏が洋服の生地みたいな柄だったとは。単衣の方はさすがに戦前から風を通していないからヨレヨレだけど、このお対は今でもピンっとしている。でも、着ることもないのよね〜。

私の亡父も、私が小さい頃は家でよく着物を着ていたことがあった。着物が好き、というのではなくカジュアル衣料が庶民に普及していなかったことに拠る。通勤着の背広(スーツとは言わない)は、仕立ててもらう大事な数少ないもので、帰ったらブラシをかけ大切にハンガーにかける。やがて、紳士物の洋服のヴァリーションも豊かになり、着物は出番を終え箪笥の底で忘れられていった。未だ実家にあるんだわ、どうしようふらふら

勿体ないなあ。今は若い男の子で、着物にハマっている子もいるのに。立派な大島のお対なんかが眠れる国とは。しかし、男物の着物は対丈なので、女物のようにおはしょりの調整がない、背格好がピッタシ同じ人が着ないと合わない。ここに、譲ったりリサイクルされる循環性が欠ける。昔のものでお金をかけて直してもダメかも知れない着物、を譲られても男の子困るね。無理して着ると、天才バカボンみたいになるし(今の方はバカボンを知らないけれど、赤塚不二夫公認のページがあります。)。バガボンドではなく。子供の着物だから兵児帯を胸高に締め足が出ている、アレ。

こうなったら、中高年が、背格好が似ている親族の着物に兵児帯を緩く結んで素足で、道路を掃いたりして御挨拶して、レレレのおじさん(バカボンの登場人物)になるのが良いかも。
レレレ・ジャパン。れれ〜っ。モータースポーツ



posted by プチ・ニコラにボンジュール at 13:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 正調・着物道邪道編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月18日

『月刊アレコレ』に、昔の帯が載りました。

戦前の大姑や祖母の帯などを、いつも直して頂いている京都のカクマさんから、着物雑誌『月刊アレコレ』今月号を頂戴いたしました。私が以前お願いした帯の一本が、刺繍のお直し例として写真が載っている由。実はこの件でだいぶ前に御連絡があったみたいなのですが、PCでメールを見落としていたのか無音で大変失礼してしまいました。ふらふら(角間さまいつもすみません。)

さてその帯は、いつものとは違い夫の父方の祖母が戦前使っていた帯で、姑が譲られ例によって60年以上引き出しの奥底で劣化を重ねていたものです。もともと普段使いだったものが更に刺繍がボロンボロン、帯幅も不思議と狭くヨレヨレ。酷かったので、もう捨てようかとも思いましたが、そこが・・・(笑)やっぱり一度生き返らせてあげたくなり、カクマさんに御相談。字の刺繍のところが『花・・・・』、全然もう読めないし・・・。ところが、帯は刺繍も帯幅も直り、芯も新しくきっちり直されて見事にカムバックして来たのでした。もう感激でした。毎回感激ですが。私の弥生帯です。角間さま・刺繍の方・いろいろな方の御協力でいつも、新しい作品となって戻って来ます。

月刊アレコレ
↑この掲載ページでは、もともとの情けなさがこれでも伝わらないので、自分で撮った写真を探しましたが見つかりません。削除しちゃったかなあふらふら

弥生の帯
このようにパリッとして、まだまだ現役で使えます。明治生まれだった夫祖母の若い頃の帯が、です。

お太鼓の方も松を直して頂いています。タレも隠れていた刺繍を出して下さったり。こうしてみるとお能に行くときなどにも良さそうですね。
弥生の帯 お太鼓柄
月刊『アレコレ』は初めて読んでいますが、コンパクトなのに中身は詰まっていて、着姿の裾線があんどんになってしまうとは私のことか、という実例のところを熟読(笑)。ありがとうございました。


posted by プチ・ニコラにボンジュール at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔の帯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月17日

これはビフォー・ザデイアフタートゥモローなのか。

随分前に、『デイアフタートゥモロー』を借りてきて、リビングに寝転がり呑気に皆で観た記憶。地球温暖化の恐怖を描くにしても、そりゃ娯楽映画であるからどこか甘かったような。雪図書館で暖炉に本をくべて暖をとっていたあたりが印象的。もっとも原始的な行為でしかもう救われないという。しかも日本はいち早くアウトだったような。

それにしても現実、凄い雪害になっている。昨日まで知らなかったが中央線が豪雪で動けず乗客が何百人も、車内や駅舎・公民館などで3泊とのこと・・・っていうかもう4泊なのではないだろうか!!!。凍死者が確認された山梨以外に奥多摩や埼玉でも孤立した地域や被害。恐ろしいことになっているのに、続けて今は東北北海道が相当ヘビーな状態へ突入。そして、また明後日からの関東の雪で被害が重なっていかないか、心配が募る。

毎年の冬が、どんどん酷い降雪状況になっていき、これは何を私達に語っているのか・・・。





posted by プチ・ニコラにボンジュール at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

またも雪の週末、大混乱。

昨週末は、マンション前の雪掻きが管理会社だけではとても追いつかず、自治会総出で大変だった。また会社時代の同期連中でメールを飛ばし合っているのだが、プラスチックの塵取りが雪掻きに使えるとか、降り始めは竹箒を使ったとかあーだこーだ雪掻きアイデア大作戦であった。。。皆、筋肉痛。

そ、そしてまた金曜日からの大雪である雪。愚息は深夜、雪に埋もれながら帰宅。夫は今日は早朝から地元チビッ子をスキーに引率するボランティアだったが、バスが着かず中止。今日は、日本舞踊協会の公演2日目で、花柳基さんや坂東三津五郎丈の復帰など期待の演目であったが、電車は動いていないか遅れているで、ちょっと外に出ただけでビショビショになる雨わ寒いわで、私の外出も中止。なんとも、雪国から見たら、やわな話であるが、移動手段が無くなるし冬タイヤをはいている車は少ないので混乱する。雪道を歩きなれていないから転倒も多い。雪国で育った私であるのに長靴もないので、ソロソロ歩きである。ふらふら 受験生や仕事がある方々は大弱りでお気の毒。雪とは関係ないが東急線はぶつかるし。

ソチ五輪では、雪を制する若者達や氷上を自由に舞う姿に見とれるも、現実の雪にはギブアップ。水曜日も雪の予報で、やだなあ。
平野歩夢
ああ、雪を超え天に舞う少年の美し。(USA TODAY Sportsから頂きました。)

posted by プチ・ニコラにボンジュール at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする